2010/03/27

別れとはじまりの日

職場の送別会。

43年、30年、25年もの間、、、1つの学校を守り続けてきた先生達を見送ります。


自分には計り知れない年数の苦労と感動とを、子供達とのつながりの中で培って来た先輩達。


彼ら彼女らの想いを受け取り、伝統を守って、なおかつ新しい時代に生きる自分たちには新しい指名も必要になってきます。


「いつでも、社会から時代から他の国々から、この学校の子供達を見て来た」
43年勤められた上司が言っていました。
私立の格式と伝統のある学校を守ることができたのも彼女がいたからこそ。


自分が同じ歩幅でいても、到底救えない子供がいる。一歩も二歩も先を見て子供の夢のために外側から客観的に事を見据えて指導していく姿勢が「全員」の先生の根底に必要なんだと。それがあって初めて、一人一人に目を向けわかっていくことの本当の価値があるように思えます。
『内側から子供を見守り育てていくやり方だけでは、成り立たない。』といつも喝を入れられていた私。
この学校の決して揺るがない教育の精神が1年たった今感じられているところです。


経験の浅い自分は、まだまだまだまだ。

この世代交代を迎えているこの学校で、周りの期待の大きさと不安とが時に襲ってきますが、今後自分がどこまでこの学校に尽くし、どれだけ多くの生徒の夢を叶える手伝いができるのか、ものすごく自分への期待しています。

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