おもむろに手を動かして、1人の少女を作りました。
今日25日、、、
二年前のこの日は、私の大好きだった彫刻の先生が天国へ
旅立った日です。
その日は、季節外れの雪がたくさん降って、
函館に最後の再会へ行った電車からの雪景色が
今でも脳裏に焼き付いています。
今、自分が手を動かして作品を作り続けていけるのも、
先生にモノ作りの本当の意味を教えてもらったから。
出会えていなければ、今の自分はどうなっていたのだろう、、、
きっと人間をいとおしいと、自分と正面からぶつかることも
真にできていなかったと思う。
そう思うとおそろしくて本当に怖くなります。
先生の事を想いながら、少女を作りました。
微笑んだ、あたたかいキモチで。
どん底に寂しい心も、今はだんだんと浄化されて、
彫刻を作るとき、涙を流すことも少なくなりました。
先生は天国で大好きな彫刻をたくさん作っていることでしょう。
この日が来る度、モノ作りの原点にキモチが立ち返ります。
明日から、また前に進んで行きますね。
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