2011/11/13

至福の時

自分の高校時代。
大学に行くまで、ものすごく頑張っていたのは、
勉強でした。特に、17歳くらい。やればやるほど楽しく
て、頑張っている自分も大好きになれた思春期でした。

部活動はどうかというと、

大好きではいたけど、途中から入った美術部では、受験の
ために10時くらいまで一人で放課後残ってデッサンに
打ち込んでいた思い出が強くて、部員と切磋琢磨して、、
とか
先生に教えを乞うなんてことはあまりやれる環境では
なかったように思います。

美術が生活に根ざして、一生自分が関わっていく
大事なものだという本当に大切なことは大学に入って
恩師に出会ってからでした。



十代前半からもっともっと視野を広げて、人との繋がり
とか葛藤とかややこしいこととか、すんごい感動を
分かち合うとか、美術の分野に関してとくに

そういうのを望んでいた高校時代だったんです。



今、自分は、高校生の美術部員を教えながら、一緒に
もがいて、壁にぶつかって、汗を流して、楽しさ悔しさ
を分かち合って、子供達と一緒に、学ぶことを楽しんで
います。

ほんの3日前、そんな生徒たちが、県の一番大きな大会で
最高賞を絵画と彫刻分野で2つも取って、全国行きの切符を
手にしました。
こんなにうれしい事はなかった。
まだ信じられなくて、胸の中がまだまだ熱いです。

努力が報われなかった子もいたけど、みんなちゃんと前に
進んで、歴史を作っていっている。
この事実がほんとうに私の救いとなっています。





自分はこの職が自分に一番のものかはわからないけど、
自分が望んでいた先生には近づいているはず。

これからずっと、学ぶことに一生懸命な人でありたいです。



なんだか、感傷的な夜です、、、(笑)

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