2010/01/24

藤井泰夫シルクスクリーン展




シルクスクリーンの奥深さや複製時代の転写技術のすばらしさが
わかり、充実した時を過ごすことができました。

ご本人もいらして、丁寧にシルクスクリーンの魅力を伝えて
くれて、わたしのシルク版への?の部分がなくなり、おまけに
実際に版画刷りの体験(下の2枚の写真がそれ)もできてしまって、、、、

感動です。今の機械の無機質で冷たいものは一切なく、手間ひまかけた
手仕事のあったかさ、ほんわり浮かび上がるインクのにおい、職人の真剣な眼差し、、

木版や銅版は、普段生徒におしえていたりする私ですが、
孔版はいまいち難しいイメージが先攻してしまって。

でも身近にあるものでも十分できそう。

りっぱな道具なんてなくても、こういった先人達の知恵は
今の子に伝えていける、このすばらしさったら。


まずは、自分が楽しんで、そんで子供たちにも。

間口が広がった一日。





2010/01/16

ちいさな家具


できたできたー。
ぎこぎこしゃりしゃり。
アンティーク風の小棚が欲しくって、
探してもないし、あっても高いし、ということで
作るかってことになり、つくっちゃいました。

初めての家具づくりにしては上出来(?)
自己満足。



引き出しがなかなかハマらなくて苦労しました。
ようやくすんなり入った、この気持ち良さったら、、、、。
だからモノ作りはやめられない。

取手の部分は蚤の市で買った本物アンティーク。
画面じゃわからないけど、薄くヒビが入ったり、汚れたり、
すごくいい味出しているんです。

引き出しの中だけ白く。一癖だせたらと思い。
こういう細かいところに気を使っていきたいものです。

出来てみて、感想。

楽しかった。夢中になった。

前世は職人系のものかも知れないと思った今日このごろ。(言い過ぎかー)



次は何つくろっかなぁ。

2010/01/09

マトリョーシカアパート


楢山のnoon design boxでやってる、「マトリョーシカアパート」展に行ってきました。
白木のマトに24人の作家さんが思い思いに絵付けなどをし、木箱のアパートに
住まわせています。

作家さんの作品が箱の中にづらり。
かわいい、素敵がたくさん詰まっていました。

同じ白木のマトから、これだけのバリエーションの作品。「同題材」で「異作家」。
生み出されるものはどれも面白く、よい試みですね。

中でも秋田の造形作家の安西大樹さん(右)、
美術工芸短期大学の丸岡慎一先生(左)のマトは造形的に美しく、温かく、



素材とよく対話されていて、、、、、見入りました。

彫刻をやる私も、なんだか見ていてむずむず、、、。つくりたひ、、、。



作品もよかったのですが、個人的にnoonの展示会場が気に入りました。
元は彫金の作業工房として使っているみたいですが、作業道具などがワキに
おいてあって、手仕事をしている時のぬくもりや楽しげな感じが伝わるようでした。
アンティークのこぎれいで使い勝手のよさそうな、茶と白の工房。
素敵。

やっぱりアトリエがほしいな。

あわよくば、楢山近辺で。

楢山散策に出掛けよう。

後半につづく。つづけ。


2010/01/05

遅ればせながら


明けましておめでとうございます。

秋田は久しぶりの大雪の年です。近年稀にみる感じ。

引いた「末吉の」おみくじ。でも悪いことはほぼ
書かれていません。
要はいかにして何事にも真剣に取り組むか。うむ。

客観的に自分を見据えつつ、新しいことにもどんどん
挑戦していきたいものです。

御節に願掛けし、噛みしめて食べました。