2010/02/28

新ココラボ屋

昨日、新屋表町通りで行なわれている企画にまたまたお邪魔。晴れててすごく気持ちよかったなー。

1.参画行事 2/19(金)〜28(日) 月曜休 
2.新ココラボ屋  2/26(金)〜28(日)
3.ハイブリット2 2/19(金)〜21(日)、2/26(金)〜28(日)

の中の2つ目の企画、新ココラボ屋が行われている、旧JA新あきたに足を運びました。空きビルを利用して、「Re:Life」をテーマに作品展示、ブックカフェ、音楽、骨董品販売、ハンドメイドショップ、ワークショップなどをするもの。空きビルまるまるの中は、古いものを上手く利用して、その中で人がまた新しいものを作り出すエコの相乗効果が心地よい空間を生み出していました。素敵。



骨董品大好きな夫婦なもので、骨董品の販売に食いつきすぎました。
写真右下の屋上から見えるお家。明治初期の伝統的な町家、20年も前に空家になっていた渡邊幸四郎さん宅にはアンティーク品がもりもり。
古いもののデザインや機能性、ぬくもり、色合いの自分より遥かに時代を生きてきた道具には、どうやったってモノ作りで出せない味があります。この時代にも残っている奇跡、敬意すら覚えます。



今日で全企画が終わります。
なんだかさみしいキモチでいっぱい。

自分が参加している角館のイベントにも生かすベキ点がたくさんありました。企画の規模が大きくなると、できることも増えるし、、
まず続けて地域に認知されることが第一と認識した私でありました。

2010/02/25

春一番



ここだけみると秋田って本当に田舎。笑

市内にも拓けたこんな田んぼのところがあって、
一昨日くらいまでは、一面雪で覆われていた銀世界が
今日は、空気までも春のやわらかな感じに包まれて
ひさしぶりの茶色の大地に戻りました。

思わず車を止めて、外の空気を吸うとなつかしい匂いが
して、いつかの春めいた思い出が蘇ってきます。
自然の生の匂いが四季折々に香ってきて、その度に何か
大切なものを思い出すような、芯があったかーくなるような、

それは色んな香りのする都会ではなかなか味わえない特別なものと
思います。




野心とかなしに、無心で心地いいことが、最近はものすごい
ここちいいことに気づいたりします。

自分や周りが外から見れるようになって来た今では、
守るべきものがすごくよくわかってきたような。

28年生きていれば、ぼちぼち人間ってそうなるんだなぁ。
まーるくゆーくり。




心の内も住むこの環境も、居心地の良さが再確認できた
春先のことでした。

2010/02/24

快晴



今日の秋田市は雲ひとつない、あたたかな日です。

洗濯機を2回まわして、布団も干して、ついでに日光浴して(笑)
お日様の恵みをいただいている次第です。

今日から、結婚2年目が始まって、気分もなんだか晴れやか。

今年も大きな事ができそうな気がするなー。
割とまねから始まるトライが多かった1年だけど、
新しい一年は、自分にしかできない、今あるものをさらに深いものに
していけたらな。新しいものもの取り入れつつ。

私生活も、仕事も、ものづくりことづくり、制作、すべてものものに楽しみが
詰まってます。

焦らず、自分の歩幅でがんばっていけたらなー^^

2010/02/21

参画ケイカン



秋田市の新屋にて、昨日はとてもいい展示会にお邪魔しました。
新屋表町通りの一本道をアートの点でつなぎ、地域とアートが
上手い具合に握手した良い企画です。
何年も前に空家になった歴史ある町家に作品を置き、空間をアートする、
モノ作りの若者達が活気ある町家を芸術の力を借り、新しい形で再構築すると
いうもの。
期間限定ではあるけれど、町づくりの未来、秋田の芸術の発展、
はたまた、日本の教育の行く末を良い方向に導いていけるような
わたしにとってみても理想的な、良い企画だなと思いました。

この日は夜行われたトークセッションにもお邪魔して、ためになる
お話も聞けました。
町づくりに関しての現実的な(お金的な)話しや、アートが関われる
関わっていかなければならない町の行く末、展望等、、、
全国で活動されているパネリストの方や町屋の管理者の方から様々
聞くことができ満足。




私としては秋田の地に住み、アートを生み、後世に教える立場にあるもの
としてもっと秋田の町づくりなり芸術の関わりを真剣に考えなくては
と思いました。
秋田の行政は、新しく芸術の拠点をつくって何かしなきゃともがくけれど
今ある(残さなきゃいけない)景観なり、こういった活動なりに目を向ける
べき。「秋田でげんきに」はそういう意味でなくちゃ。
人間を育てるのは町であり文化であり、人であり、自分を見つめる心である
わけで、若い、前へ進もう続けようとするこのようなイベントは常につづく
ベキですね。なんだか「生きる力」を感じました。

今月いっぱいやっているので、お近くの人は是非。
私は今週末も行く予定。

以下ココラボHPより抜粋。


●新屋表町通りで行なわれる企画

1.参画行事 2/19(金)〜28(日) 月曜休 
作品の展示販売、町家コンペの作品展示、地域資源マップの展示、トークセッション
主催:新屋参画屋

2.新ココラボ屋  2/26(金)〜28(日)
ギャラリー、マーケット、カフェ、本雑貨の販売、ワークショップ
主催:ココラボラトリー/penpoint-artwork

3.ハイブリット2 2/19(金)〜21(日)、2/26(金)〜28(日)
美術工芸短大、美短附属高校の教員・講師による作品展示
主催:アートプロジェクトあきた実行委員会

新屋参画屋 http://web.mac.com/araya_sankakuya/サイト/TOP.html

ハイブリット http://hybrid2010.jugem.jp

新ココラボ屋 http://cocolab-araya.jugem.jp

penpoint-artwork http://penpoint-artwork.com


2010/02/18

小春日和


風も日差しも春めいて、気持ちいい午後。
仕事がお休みで、オリンピック見ながら昼下がりの主婦してます(笑)


昨日おもむろに色鉛筆で落ガキした絵をちょっと飾ったりなんかりして
ました。見せ方研究。




小さい絵なんだけど、題名はでかく「命の木」笑
光にかざすと下の絵のように黄色く萌えます。
裏にうすーい黄色の和紙を貼って、遊んでみました。

トップの写真のように赤い板に貼付けたらまた違う印象に、、。

本業は彫刻ですが、何も考えずに絵を描くのも楽しいものです。



これから出掛けたい気分。
さて、気分転換に髪でも切ってくるかなー。




2010/02/16

小さいお家(小春カラー)


3cmほどのお家完成。春色バージョン。

今日は日中はめずらしくぽかぽか。
春よ、こいこいもっとこい。
のキモチを込めて。

京都で買っておいた、一保堂のお抹茶をこくりひとくち。



ああ、春が近い。。。。笑


2010/02/15

切れ端フレーム


前に作った棚の残りの端木を使って立体フレームを作ってみました。
10分くらいで作った粗雑なものではあるけども、なんか楽しんで出来ました。

フレーム内に行ってみたい展覧会のDMを吊るす針金を入れてみたり、
(ちなみに画像の葉書は安西さんのもの)
小物を上に下に置いたり、なかなか好きな感じに仕上がりました。

今度は写真を引き立てるような額を作りたく試行錯誤中。

旦那さんの写真は雰囲気が備わっているので、シンプルなものがいいかなー。

2010/02/02

ひといき



たまにチラシやパンフレット制作など東京の方から
頼まれます。

デザインするのは、本当に好きで、頼んでくれることに
日々感謝しながら、今も細々とサイドジョブとして
やっています。


パソコンって便利で、特にMacなんかは感覚的に作業
できるもんだから、卓上でデザインしてる分には
好きなんですけど、

東京、秋田間をその大事なデータを「飛ばす」こと
が不安で不安でならなくなるんですよね。

言わば瞬間移動のこの飛ばす作業は便利ではあるのですが
パソコンやサーバは裏切りますからね、簡単に。
その瞬間ばかりは、粘土で手仕事しているに限る!
なんて思ってしまいます。機械に弱いわたしです。


今はまだ、デザインしてると思いがけない効果が出たりして、
「偶然」にまだまだ支えられている感があります。
それがパソコンを使っての良さだったりするのですが、
もっともっと色んなものを見て聞いて感じて、
感覚とスキルを磨いていけたらいいな。

昨日までやってた
怒涛のパンフレット制作が終わり
今日やっと一息。
制作するたびそんなふうにふと思うわけです。



明日の入稿までは、どうかパソコンさん私を裏切らないで。


しばし、千秋公園のお堀の風景に癒されてみる。


記憶のヒカリ



先日、ココラボ小澤康子さんという方の写真展を
見にいきました。

モノクロの世界観に、日本人のもつ儚な気で繊細な、でも
芯がきっちりある「和の心」みたいなのを感じました。

モノクロの写真は、現実のカラーではない、自分の心の
カラーを発想させてくれる。「その時、あの時」の匂いだとか
音だとか、自分が幼い頃に感じた「あの感じ」。
きゅーっと思い出されて、引き込まれて、見入ってしまいます。

「記憶のヒカリ」

自分の記憶の奥底になにか刹那的なものを呼び起こしてくれました。